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生デニムのファーストウォッシュに初挑戦!

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初心者ですが生デニムを買ってきて、ファーストウォッシュ(初洗い)にチャレンジしました。

こんにちは。ふぉぱです。

生麦生米生卵
生ハム生チョコ生キャラメル

「生(なま)」って言葉が付くと食べ物だと美味しそうだったり、なにか特別な感じがします。
みんな「生」が大好きです。(ムギコメタマゴはどうでもいいですが)

 

というわけで、今回は食べ物ではありませんが、「生デニム」のファーストウォッシュ(初洗い)について初心者の僕が調べ、実際にやった方法を紹介します。

 

生デニム?ファーストウォッシュ?

デニムにも「生デニム」というものがあるのをご存知ですか?(「デニム」とは、ここではジーパンのことです。)

デニムは古着でも多く出回っており、その中でも、モノ自体に希少価値があることもそうですが、味わい深く色落ちしたデニムはヴィンテージ品として高値で取引されることがあります。
つまり、デニムは色落ちなど着古した具合が魅力となる服なんですね。

ですが「生デニム」はその反対で、まだ誰も履いたことがない、まっさらな新品のデニムのことなんです。
糸で織った生地を染め、ズボンの形に縫製し、パッリとした新品の衣服と同じく糊がまだバッチリついて、なんの加工もしていない状態のものを「生デニム」というんです。

ですので、生デニムの魅力は1から自分で着古し、色落ちさせていくこと、つまり「自分で育て上げていくこと」なんですね!

そして、その生デニムを買ってきて履く前に初めて洗うことを「ファーストウォッシュ(初洗い)」といいます。

で、生デニムはこのファーストウォッシュが超重要なんです!

なぜなら、そのファーストウォッシュのやり方によってそのデニムがどのように育っていくか、その方向性が決まってしまうというのです。

また、普通の服も洗うと少し縮みますが、生デニムは最大で約5cmも縮んでしまうことがあります。

裾上げが必要な場合もお店で買ったその場でするのではなく、ファーストウォッシュのあとにします。

つまりファーストウォッシュは、色味はもちろん、自分にあったサイズや形にも影響する重要な作業なのです。

ですので、今回生デニム初心者の僕は、調べ、人に聞き、自分なりに考え、適切と思える方法でファーストウォッシュをやってみました。

ここにはその記録を書いていきます。

 

私がやったファーストウォッシュの方法

今回洗ったデニムは「児島ジーンズ 18oz 左綾 34インチ」です

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このデニムそのものについてはまたいずれ。

では早速、僕がやった洗い方を紹介します。

 

1.準備

タグやフラッシャー(紙のラベル)などをすべて取り、デニムを裏返し、ジッパーがある場合はジッパーを上げ、ボタンを閉めます。
糊がしっかりついたデニムはバリバリに固くて、裏返すのもけっこう大変です。

以降の作業は基本的に裏返しのまま行います。

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2.お湯に浸ける

ここからが本番です!

お湯、または水に浸けます。

大きめのタライになどにお湯を張り、デニムを浸け、空気を抜き、重しをします。

バスタブでするのは色移りする可能性があるのでオススメしません。

タライは100円ショップやAmazonなどでも売っています。

もしタライが無い場合は、大きさが合えば、色移りのしにくい陶器でできた洗面台でもできます。

僕は洗面台でやりました。重しは水を張った風呂桶です。

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さて、ではどのようなお湯(水)につければ良いか?

ここが重要なポイントです!!

私は3つのポイントを考えました!

その3つとは「温度」「時間」「洗剤・塩・お酢」です。

これらを調べたところ、何が適切な条件かは、言う人やサイトによってバラバラでした。
どれが正しいというものはないようです。

なので初心者ながら僕なりに考え、こうしたらいいんじゃないかという理屈のもと、実際私がやったやり方を紹介します。

 温度

適切なお湯の温度はいろんな説があるようで、調べたところ、大きく分けて次の三種類の温度が出てきました。

 

          30~40℃  40~50℃  50~60℃

 

僕が採用した温度は約40℃です。

その理由は、温度は高いほうが糊は落ちやすいですが、温度が高いと生地が傷む可能性があります。生地を傷めない温度として、僕は人肌ぐらいが適当かと思いましたが、デニム自体がやや硬めの18ozで糊もバッチリついているから、しっかりと糊を落とせるように、人肌よりも少し高い40℃前後がいいのではないか、というものです。

 

時間

お湯に浸ける時間も本当にマチマチです。

 

          30分 1~2時間 2~3時間 3~4時間

 

僕は2~3時間程度にしました。

ここまでバラバラなのは、デニムの質はもちろん温度や洗剤を入れるかどうかにもよるようです。僕が買ったお店の店員は3~4時間と言っていました。それが私が買ったデニムの適切な時間かと思いましたし、僕は洗剤を入れないので長めの時間にしようと思いましたが、若干高めの温度(40℃強)で、それに加え塩と酢を入れるので、それで生地を傷めないようにするためです。そして途中で湯を変えることにしました。お湯を変える理由は、いったんお湯をキレイにすることで糊をしっかり落とすためと、糊を落としたあと、塩やお酢を生地に浸透させなじませるためです。

 

洗剤・塩・酢

僕はデニムの扱いは割と大雑把でも良いイメージを持っています。実際、色落ちの仕方はもちろん、傷や汚れでさえもそのデニムの個性となり、魅力となっています。

ブラッド・ピットがデニムを履いたままバスタブに入り、歌いながらブラシでゴシゴシと洗っていたEDWINのCMを覚えている人もいるかも知れません。

また、デニムを履いたまま海に入る人もいるそうです。

つまりキレイに扱うだけでなく、ワイルドの環境で様々な経験をさせることがデニムの個性になり、それが育てる楽しみと魅力になっているのです。

ですから洗剤を使うことも悪いことではありません。

しかし僕は、できる限り自然な感じで育てたいため、洗剤は使わない方針で行きたいと思います。

もしキレイな状態を保ちたい、汚れが気になるといった場合は、デニム専用の洗剤というものがあるのでそれを用意した方がいいですね。

 

さて、塩や酢を使う理由です。

生デニムの扱いについて書いている一部のサイトでは「塩の浸透圧を利用して生地についたノリや余分なインディゴを落とし、その後の色落ちを安定させるとも言われていますが、塩がインディゴを繊維内に定着させてくれる」とあります。

また、他にも「塩じゃなくて酢を入れるのだ」という人もいれば、「何も入れない人の方が多数派です」ともあります。

しかし、デニム専門ではなく、洗濯についての専門の本やサイトには、「塩や酢は衣服の色落ちを防ぐ」というのが一般的な認識のようです。

「デニムについては特に酢がオススメ」ともあります。

デニムは色落ちを楽しむものでですが、僕は元々のインディゴの色をできるだけ楽しみたいと考えています。

また以前、桃太郎ジーンズを買った時には塩が付属していました。

だから僕は塩と酢を使うことにしました

その際に注意することは、塩と酢は生地を傷めることもあるので、濃度に注意し、浸けた後は水でよくすすぐこと。

入れる量は、一本のデニムが浸るくらいの水の量なら塩と酢、共に大さじ1杯くらい。デニムに限らず、洋服の色落ちを防止するために洗濯の時に塩と酢を使うときは、最初の1~2回使えば色素は定着するようになるようです

 

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一度目の糊落としのあとのお湯はこんな感じです。

糊と一緒に余計な色素も落ちているのがわかります。

3.すすぎ、洗い、脱水

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湯につけたデニムを取りだし、表面に残った糊や、しみ込んだ塩や酢を落とすイメージで丁寧に水ですすぎます。そのあと洗濯機で洗い、脱水します。

汚れを落とすためではなく、あくまで糊を落とすためなので洗剤は入れなくていいそうです。もし入れる場合はやはりデニム専用の洗剤がオススメです。

色移りしてしまうこともあるから、他の洗濯物と一緒に洗わないほうがいいです。

しかし、デニムだけだと生地が傷むことがあるため、それが気になるならクッションの役割として捨てても良いタオルなどと一緒に洗うとデニムを傷めずに洗えます。

洗濯機での脱水をある程度しっかりしてください。

水分を多く含んだ状態のデニムは生地が分厚いため干した時に乾燥しづらく、その状態が続くと生地が傷んでしまいます。

特に僕は次の「乾燥」過程を省略しました。ですので脱水は特にしっかりとしました。
ただし、脱水のし過ぎには注意です。

 

4.乾燥

乾燥機は家にあればそれでもいいですが、コインランドリーの乾燥機で乾燥させるといいです。
理由は強力な乾燥機を使うことにより、しっかりと生地が縮み、サイズが安定するからです。
裾上げが必要な方は、必ずしっかりと乾燥機で縮ませてから裾上げをしてください。

またコインランドリーの乾燥機を使うと、ふんわりと柔らかく仕上がります。

以前、TV番組の嵐の松本潤さんが生デニムを買うという企画では、日本の有名な生デニムである『Resolute』を作ったの林芳亨はコインランドリーの乾燥機を使っていました

しっかり縮むことはもちろん、強力な乾燥機を使うことで、古き良きデニムの「毛羽立ち感」や「ふんわり感」が出て風合いがよくなるそうです。

ですが僕は乾燥機は使いません。

理由は、僕は身長が高いため、サイズが縮み過ぎるのは不都合であることと、僕が買ったお店の店員さんも、「乾燥機は特に使う必要はなく、使わないならそれでもサイズは十分安定する」と言っていたからです。

実際ファーストウォッシュから3ヶ月ほど経ちましたが、サイズは問題なく安定しています。

また、乾燥機が強力過ぎると革パッチが傷む可能性があるというデメリットがあることと、僕ができる限り「天然乾燥」で履きたいと思っていることも理由です。

革パッチとは、履いた時腰の右側にあるデニムのラベルですね。

5.干す

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風通しの良い日陰で干します。

日光に当てすぎると、乾く際の蒸れで生地が傷み、色合いもムラが出てしまうので注意です

干す際はハンガーや洗濯ばさみを巧く使い、ウエストから裾まで広げて空洞にする。その方が形やシルエットが保てるし、乾燥が早いです。

干すときはデニム全体の形を整えます。

セルヴィッジ耳の形もしっかり整えます。

セルヴィッジ耳とは、履いた時内側の体の真横に来る縫い合わせの部分です。

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洗ったあとここは丸まったり、ヨレヨレになったりしていますが、ここを整えないと、色落ちした際に出る線が不格好になってしまうそうです。

内側が乾いたら裏返していたのをもとに戻し、表側も乾かしましょう。

 

乾いたら履きこみ開始!

さて!
以上でファーストウォッシュは終わりです。
あとは実際に履いて育てていきましょう!

ここで紹介したファーストウォッシュのやり方は絶対に正しいやり方とは限りません。

上にも書きましたが、ファーストウォッシュをデニムを履いたまま海に飛び込んで行う人もいるそうです。

その仕上がりの程度はどのようになるかはわかりませんが、なんともワイルドでかっこいいし、丁寧に洗って育てたモノとは異なり、野性味のあるデニムに育ちそうで少し憧れます。

いつかやってみたいですね。

また、中には生デニムをファーストウォッシュせずに履く人がいるようです。

つまり糊がバリバリについたまま履いて育てるのです。

そうすると折り目がはっきりと出るなど、独特の色落ちをするそうです。

しかしこのやり方はオススメしません。

なぜなら、履いていると生地は段々と伸びていきますが、履いていると必ず洗わなければならない時が来るからです。
そして洗うと縮みます。

時間が経過すると生デニムは変化していきます。
するとサイズ、着ているフィット感が変化するため色落ち具合や履きグセの跡であるヒゲやハチノスのアタリがずれてしまうし、色落ちにヴィンテージ感もでません。

ですので、ファーストウォッシュでサイズを安定させてから履き込んだほうがいいと思います。

また、ファーストウォッシュで余計な色を落としておかないと、身に着けたとき、上にきている服や鞄に色が移ってしまいます

 

セカンドウォッシュはいつが良いか?

2回目に洗うタイミングですね。

これはどのような色落ちにしたいかによって変わるようでが、大体50~100回ほど履いてからが程良いようです。

ともかく、ファーストウォッシュからセカンドウォッシュまでの間が自分の履きジワをそのデニムに定着させる期間であり、どう育っていくかが決まる重要な期間ようです。

もちろん汚れたりしたらそのときは洗ってくださいね!

 

まとめ

以上が僕が実際にやった生デニムのファーストウォッシュのやり方です。

まとめると次のようになります。

・デニムを裏返しボタンなどはしっかり止める

・大さじ1杯程の塩と酢を入れた約40℃のお湯に2~3時間浸す。(途中お湯を変える)

・水で洗いだあと、洗濯機で洗い脱水する。(洗剤なし)

・形を整え、風通しの良い日陰で干す。

・履く!

これを読んで生デニムに興味を持ち、参考にしていただいて、人生の相棒となるようなデニムを育てようと思う人がいれば幸いです。